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ニュー・アルバム “35°” リリース・コンサート収録 Masaé Gimbayashi-Barbotte タカギクラヴィア松濤サロン

  • 執筆者の写真: STUDIO 407 酒井崇裕
    STUDIO 407 酒井崇裕
  • 2018年3月4日
  • 読了時間: 2分

更新日:2月13日


3月4日にタカギクラヴィア松濤サロンでマサエ・銀林バルボットさんのライブ収録をしてきました。3月9日に発売となるアルバム“35°”を記念したコンサートで、アルバム収録曲を中心に、銀林バルボットさんの想い出深い曲が散りばめられた素敵なコンサートでした。


タカギクラヴィア松濤サロン

アルバム・タイトルの“35°”は、ふと閃いたタイトルで、銀林バルボットさんの生まれた地の緯度と、ご自身の体温からきているそうです。フランス在住の銀林バルボットさんが、現地の医療機関にかかった際、体温が35°台というのはフランス人にとっては信じられない驚きだそうで、日本人と欧米人の違いについてとても印象深い出来事だったそうです。日本を遠く離れ、長くフランスで生きていることに思いを馳せ、ご自身のルーツを振り返る意味を込めたタイトルだそうです。

コンサートでは、初めてフランスに留学した時の想い出や、ナディア・ブーランジェの系譜にあたる師が語った曲のエピソードなどが紹介され、ご自身がこれまで辿ってきた音楽のルーツを噛みしめながら演奏しているような印象的な時間でした。


マサエ・銀林バルボットさん

アルバム “35°”は、ショパン、ドビュッシー、モーツァルトといったクラシック曲と、フランスの作曲家による現代曲、そして銀林バルボットさんのインプロビゼーションが収録されており、ピアノ・アルバムとしてはとてもユニークな内容になっています。まるごと銀林バルボットさんといった風で、自由な発想と繊細なお人柄が感じられ、まさにご自身の音楽的なルーツが凝縮された作品になっていると思います。

レコーディングの方法も、伝統的な収録方法ではなく、作品の世界観を描写するサウンドを目指しましたので、新鮮なピアノ・サウンドをお聞きいただけると思います。



マサエ・銀林バルボットさん

 
 
 

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