10月31日に昴21弦楽四重奏団のコンサート収録をしてきました。このコンサートはCD発売記念の公演で、前日の栃木総合文化センターの公演に続いて東京公演はトッパンホールで開催されました。
昴21弦楽四重奏団は2002年に桐朋学園の学生だった4人によって結成され、18年目を迎える気鋭の弦楽四重奏団です。結成以来、東京、仙台、宇都宮、山形、神戸など日本各地で定期的に演奏会を催し、卓越した演奏技術と強固な信頼関係から生み出されるダイナミズムは、行く先々で絶賛されています。今回の演奏会は結成18年目にして初の公式レコーディング作品を記念したもので、この日も多くの方がご来場されていました。
昴21弦楽四重奏団
ヴァイオリン:三又 治彦(Haruhiko MIMATA)
ヴァイオリン:佐久間 聡一(Soichi SAKUMA)
ヴィオラ:生野 正樹(Masaki SHONO)
チェロ:玉川 克(Masaru TAMAGAWA)
CDリリース:
昴21弦楽四重奏団 アンダンテ・カンタービレ~珠玉作品集
プログラムはCD収録の内容をなぞる形で、曲間にお人柄を感じるトークもあり、楽しいひと時でした。切磋琢磨しつつ築いてきた強い信頼関係が感じられ、演奏は伸びやかで溌剌とした響きがホールを満たしました。
プログラミングが素晴らしい。親しみのある曲から張り詰めるような緊張感あふれる曲までバランスよく織り交ぜてあり、会場にいらしたお客様も弦楽四重奏の魅力をたっぷり堪能したのではないかと思います。
当日の演奏から一曲ご紹介します。
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