4月28日に横浜エアジンでライブ動画配信をしてきました。
2月初旬より新型コロナ・ウィルスの感染が全世界的に広がり始め、現在のところ抜き差しならない状況になってしまっています。この影響は私達の日常生活はいうまでもなく、あまねく世界的な経済活動に深刻な打撃を与えています。 人々が集まる場があるからこそ成立するコンサートやライブ活動への打撃はとりわけ深刻で、演奏家の方々のご心配は察するに余りあります。加えて、現在閉鎖を余儀なくされている、コンサート会場、劇場、ライブハウス、音楽サロンなど、音楽の場を提供している事業者さまも先行きが見えない中で厳しい状況に立たされているものと思います。 こうした状況の中で、なんとか音楽を届けたいとネットを通じた動画配信をしているのをよく目にするようになりました。アーティストの日常が垣間見えたり、音楽への思いを込めたメッセージ、微笑ましい一場面などなど、それぞれ個性溢れる内容で、私もよく楽しんでいます。そうした動画を観るにつけ、物理的には分断されてしまっていても、人々との繋がりを保とう、音楽活動の火を消したくないという思いが伝わってきます。
私もできる事があればお手伝いしたいと考えていたところ、ライブハウスの老舗である横浜エアジン様より、ライブの動画配信を始めたとの連絡があり、お手伝いに伺うことにしました。もとより横浜エアジンさんはライブのみを楽しむ場を貫いていらっしゃるため、ネット配信のためのインフラや環境には厳しいものがあり、かなり苦戦しているご様子でした。取り急ぎ、収録と配信ができる機材を持ち込み、本番配信に向けてセッティングに取り掛かりました。
音はレコーディングと同様のクオリティが出来るものを準備し、映像は3カメとして、演奏に合わせてリアルタイムにスイッチングできるようにセッティングしましたが、有線のネット環境ではないため、配信側のデータ量を落とさざるを得ない状況でした。なんとかテスト配信でうまくいくことを確認し、無事ライブ配信をすることができました。 横浜エアジンさんは、自前で簡便に動画配信するセッティングをご希望で、今後、マイク選択や機材、インフラ関係の面で、サポートしていければと思っています。 当日のライブは有料だったため、配信した音声のみ、一部をご紹介します。
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