10月25日にSala MASAKAさんでピアノソロのレコーディングをしてきました。収録は作曲・編曲を手掛けられていらっしゃる福島道子さんで、ご自身の作品を演奏されました。
福島さんは、自然や見えないものをテーマに、人の心に優しく、綺麗な響きの音作りをモットーに、創作活動を行っていらっしゃいます。その作品は、ピティナピアノコンペティションの、E級とB級の課題曲に採用されたり、横浜みなとみらいホール主催、EKO'S モノオペラfor kid'sでの作曲・編曲を手掛けられたり、多方面で作曲と編曲を手掛けれていらっしゃいます。オリジナル楽譜の販売とCDもリリースされていますので、ご興味がありましたら是非ページを訪ねてみてください。
福島道子 ~音楽夢工房グレイス~
福島さんは、Sala MASAKAさんを収録場所としてご指定され、ペトロフでレコーディングをしたいとのことでした。Sala MASAKAさんで収録されたYouTube動画をご覧になったようで、参考音源として頂いた中にはSTUDIO 407がSala MASAKAさんで収録したものをご連絡頂き、嬉しくなりました。ペトロフならでは透明感と倍音の響きをご自身の作品に生かしたいご様子でした。
ご自身のモットーにもあるように、自然の情景を優しいタッチで描く曲でペトロフの響きがとても似合っていると思いました。
Sala MASAKAさんは度々お世話になっておりますが、反響板の裏面に鉛シートを貼ることをご提案しておりました。今回、その対応をして頂いた状態で初めてのピアノレコーディングとなりました。その効果はよい方向に変化しており、クリアネスが増し、反響板自体の鳴りが整理され更に上品な響きに改善されたと思います。鉛シートは枚数の加減によって部材の鳴りを調整できるため、試行錯誤がしやすい便利なアイテムです。枚数を増やしたり減らしたり、貼る位置を変えたりしながら調整していくことができます。今後もご利用者さまの感想やオーナー様とご相談しつつ、さらによい響きになっていくことを期待しています。
収録は順調に進み、計8曲のレコーディングとなりました。その中から、2曲ご紹介します。
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