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第1回 国際芸術メディア技術会議 in Brasília

執筆者の写真: STUDIO 407 酒井崇裕STUDIO 407 酒井崇裕

更新日:2月12日

今年の3月に収録した、ブラジルの現代作曲家 Luiz Castelões氏による作曲・作品の演奏動画が、ブラジリアで開催された国際芸術メディア技術会議のプレゼンテーションで公開されました。藤井亜紀さんに贈られたピアノ曲で演奏も藤井さんです。


国際芸術メディア技術会議

第1回となるこのイヴェントはブラジル・マトグロッソドスル連邦大学を拠点としオンラインで結ぶアートとテクノロジーに関する国際会議。テーマは音楽にとどまらず、異種メディアとテクノロジーの融合、アートに関する考察とディスカッション、現代詩学とそのコミュニケーション、記号論、文化・メディアとのインターフェース、現代芸術パフォーマンスの創造の研究など多岐にわたり、研究論文の発表もあるようです。

3日間にわたり開催された会議の中で、アーティスティック・プレゼンテーションのセッションでこの動画が紹介されました。


国際芸術メディア技術会議


これまでの経緯を思い起こせば、Luiz Castelõesさんがネットを通じて、藤井さんと繋がり、この曲の演奏動画制作の依頼がなされ、東京・渋谷で収録、そして、また再び、ブラジルの会議でこの作品のプレゼンテーションが行われるという、ネット時代ならではの試みとなり、加えて、この国際会議のテーマに沿った内容となり嬉しい限りです。

こうした越境する音楽活動の試みは今後ますます増えていくように感じます。

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