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西井葉子さんピアノコンサート 越後妻有文化ホール「段十ろう」

執筆者の写真: STUDIO 407 酒井崇裕STUDIO 407 酒井崇裕

更新日:2月12日

7月17日に新潟県十日町にある越後妻有文化ホール「段十ろう」で西井葉子さんのピアノコンサートを収録してきました。このホールは、昨年リリースしたアルバム「西井葉子 プレイズ セルゲイ ラフマニノフ(商品番号 QACK-30018 タカギクラヴィア)」をレコーディングした場所で、約1年半ぶりの再訪となりました。当初、アルバム発売を記念して開催される予定だったこのコンサートでしたが、新型コロナの影響で1年を経ての開催となりました。

西井葉子さんピアノコンサート

新潟県十日町は、2002年のサッカー日韓ワールドカップ以来、クロアチア共和国との友好関係を築いており、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会におけるクロアチア共和国とのホストタウン事業を展開しています。スポーツ、文化、経済交流を軸に、活発な友好交流関係を推進しており、私達が訪ねた日もオリンピック直前で、出場を控えた選手団が十日町でキャンプを実施している最中でした。


新潟県十日町

西井さんはクロアチアのイーノ・ミルコヴィッチ音楽アカデミーピアノ科に特別全額奨学生として留学していた経歴をお持ちで、文化交流の面から、このホストタウン事業の一環としてこのコンサートが開催されました。レコーディングからコンサートまで、クロアチアのご縁が取り持った音楽活動となりました。


今回もタカギクラヴィア株式会社様にお世話になり、レコーディングで使用したのと同じ楽器、1912年製ニューヨーク・スタインウェイ(CD368)をコンサートホールに持ち込んで頂きました。女性一人でも手際よくピアノを搬入する光景は、何度見ても驚かされます。





コンサートのプログラムは、クロアチア初の本格的な女性作曲家であるドラ・ペヤチェヴィッチ(DORA PEJACEVIC(1885-1923))の作品から始まり、山田耕筰、リスト、シューマンと続き、最後はラフマニノフのピアノソナタ 第2番で締めくくられました。アンコールではラフマニノフのリラの花とエリーゼのためが奏され、全体として花をイメージした曲がちりばめられた素敵なコンサートでした。

収録した中から1曲ご紹介します。



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私たちは、ピアニストはもちろんのこと、あらゆるクラシック音楽家の皆様に向けて、心をこめたレコーディングサービスを提供しています。私たちの使命は、演奏家のみなさまが創造した美しい音楽を、世界に輝かせるお手伝いをすることです。演奏する喜び、音楽が持つ魔法、そして表現する情熱。それらを捉え、最高品質のレコーディングとして永遠に残すために、私たちは日々努力しています。クラシック音楽の世界で、あなたの才能を輝かせる一歩を踏み出しましょう。私たちのチームは、あなたの夢を実現するために全力でサポートします。どんなに小さな想いでも、どんなに大きな夢でも、私たちが共に歩んでいけることを誇りに思います。

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